2010年 05月 17日
やるのみ、である。
とにかく実践あるのみ。
去年までは「お教室通い」をとかくあちら、こちらへと通う日々。
パンの知識もそこそこ・・・でもなんとなく、いまいち上達しない。
私にはセンスが無いのではなかろうか・・・
本気で、本気で悩みました。
だって、CAFEをやろう!と夢見ているにもかかわらず、
お恥ずかしながら、実はまだ自分には「これ!」というものが、
目玉となるものがない気がしていたからです。
そこそこ、はできていると思うんです。
でもなんだかオリジナリティが無い。
自分で自分のものに「自信」が持てない・・・。
3月に運よく、本当に宝くじに当たったぐらいラッキーにも
高橋雅子先生のベーグル・レッスンを受ける事ができました。
ベーグルの作り方はもちろん、
それまでモヤモヤ・・・していたもの、鬱積していたものに
先生のお人柄によって多くの光が差してきて
その先の道が少し、いくばかりか見えてきた気がした・・・
とそんな大変、実のあるレッスンでした。
そこで雅子先生が言われた言葉。パン作りを上達するコツとは。
「とにかく数、作る事だね。」
ずっし~ん。
確かにパンの知識はお教室通いと本などでかなり豊富になりました。
レシピも豊富になりました。
でも、お教室に通うだけで、その場の実習で作った、作れる「気」になっていた事に気付く。
は、恥ずかしい・・・。
雅子先生の言われる事、なされている事は
昨日今日で出来上がったもので為されている訳ではなく、
やっぱりそれまでの長い間、元来の研究熱心さと実践で
培われているものだからゆるぎないのだ。
そこからわかる事、わからない事は数多く生まれ、そこから道を見つけられたのでしょう。
たとえ、レシピを他にパクられようとも・・・。(←ご本人が言われていました・苦笑)
私の足りなかったもの。今年は地に足をつけて、じゃないときっと手にできない。
だから今年は、ずっしりと腰をすえて、とにかく修行、実践をしっかりしていこう、と決めました。
できるだけ日々続けて、時間が空く限り、できるだけ連続して・・・
そうしたら何かが見えるかもしれない。
しかも今年はとにかくテーマを決めよう。
「ベーグル」
私がパン作りに目覚めたきっかけのパンレシピが「ベーグル」。
原点に戻って、とにかく作ろう。
今日は二つ作りました。
しばらくはプレーン生地ばかり、食感違いでひたすら作っていました。
今日は久しぶりにフレーバーを加えてみよう。
「よもぎ大納言小豆」と「グラハム豆乳」ベーグル。
「よもぎ大納言」は詰まった食感でありながらサクミ感を出す為に準強力粉を配合。
ムギュっとした中にたまに飛び出す大納言小豆の甘さ。
この5月と言えばよもぎ餅・・・をイメージして作ってみました。
半分に切ったらこんな感じ。
「グラハム豆乳」。
私、グラハム粉が大好きなんです。
パンに配合するとそばかすちゃんみたいになって、急にキュートな姿になる。
モチモチ感をさらにモッチリさせるのに豆乳を仕込み水にしたら・・・と思ってみたら
案外成功。
気持ちもヘルシー。モチモチ感もいい感じになりました。
でもやっぱり成形が難しいなぁ・・・ふぅ。
でも焼きあがったベーグル。まるまるっとした世界。可愛い子達です。
さあ、今度はどんなものを焼こうか。
by harumie18
| 2010-05-17 21:49
| food